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「“広報力”が患者や地域との信頼を築く“経営力”に」をテーマに、第2回医療機関広報フォーラム(日本広報協会主催、厚生労働省ほか後援)が、2003年10月17日、国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された。
今回で2回目を迎えた本フォーラムには、北海道から沖縄まで全国の医療機関関係者120人が参加。競争の時代を迎えた医療機関の広報に対する関心の高さが実証されるフォーラムとなった。
午前中は、医療法人財団河北総合病院理事長で日本医療機能評価機構理事を務める河北博文氏が「情報の非対称性と市場(レモンの原理)」と題して講演。 「広報」と「広告」の違いを明らかにしながら、「医療機関は自身のアイデンティティを確立し、その理念をマーケットに浸透させ、具体的サービス活動に関す る情報を客観性を持たせながら提供し、地域社会と双方向の関係を築いていくことが大切」と訴えた。
続いて、「ふしぎの国の医療」などの著者としても知られる朝日新聞編集委員の田辺功氏が、最近の医療報道や病院ランキングの例を挙げながら「今後、必要とされる病院数は限られてくる。広告や広報の持つ意味は大きい」と述べた。
午後からは、「職員教育・組織風土づくりとしての病院広報」(財団法人慈愛会人材管理開発室長・本郷正樹氏)、「医療施設の広報活動の第一歩は患者の信 頼と満足から」(医療法人鉄蕉会亀田総合病院看護部長・竹股喜代子氏)など、院内広報の在り方やナースコラムの紹介といった具体的な事例も含めた講義や発 表が行われた。
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