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第7回医療機関広報フォーラム

“広報力”で築く患者さんと医療機関のいい関係

医療機関に不信感を抱く患者。病気は治ってもどこか満足できない患者。そうした患者が生まれる背景には、医療従事者の説明不足や患者の思い違いといったコミュニケーション不全の問題があります。患者と医療機関が「信頼関係=リレーションシップ」を築くためには、コミュニケーションが欠かせません。

日本広報協会では、患者と医療機関がお互いを尊重・信頼し、いい関係を築くためのコミュニケーションのあり方を主題に、2008年11月28日(金曜日)、東京・渋谷区で「第7回医療機関広報フォーラム」を開催しました。

今回のフォーラムでは、コミュニケーションや言葉の専門家による講義や、医療機関の事例発表、ワークショップなどを通じて、患者と医療機関のコミュニケーションのあり方について研究・討議しました。

 

開催概要

日時 2008年11月28日(金) 10:00~16:30
会場 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 101号室
(東京都渋谷区代々木神園町3番1号 電話03-6407-7701)
対象 医療専門職・事務職・看護職など、職種を問わず広報に関心のある 医療従事者
定員 100人
主催 社団法人 日本広報協会
後援 (申請中) 厚生労働省、(社)日本医師会、(社)日本病院会、 (社)日本医療法人協会、(社)全国自治体病院協議会、 (社)日本精神科病院協会、(社)全日本病院協会、 (社)日本看護協会、(社)日本精神科看護技術協会
参加費 10,000円(税込み) ※日本広報協会会員は7,000円(税込み)

 

プログラム

講義 「患者さんとのいい関係を築くコミュニケーション術」(仮)
講師:浮世 満理子 氏 アイディアヒューマンサポートサービス代表取締役社長

心理カウンセラー/メンタルトレーナーである浮世氏を講師に迎え、医療機関と患者とのコミュニケーション、医療従事者自身のストレスマネジメントの手法を学びます。
グループ実習 「患者さんとの信頼関係を築くために~今、広報ができること」(仮)

数人のグループに分かれ、患者と医療機関とのコミュニケーションをよくするにはどうすればいいのか。実際に経験した事例を語り合いながら、その解決法を探っていきます。
講演 「その言葉、患者さんに伝わっていますか?~分かってもらうための言い換え術」(仮)
講師:田中 牧郎 氏 国立国語研究所 研究開発部門グループ長

国立国語研究所では、「病院の言葉委員会」を設置し、医療の言葉を分かりやすい言葉で表現する工夫を検討しています。同委員会の研究者に、病院の言葉の言い換え方法を学びます。
事例発表 「患者さま あなたにできることは?」(仮)
講師:高橋 静子 氏 亀田メディカルセンター セーフティマネージャー

医者が病気を治すのではなく患者も治療に参加してこそ、安全で質の高い医療が実現できる。コラムなどを通してそのメッセージを伝える亀田メディカルセンターに、事例を紹介していただきます。
事例発表 「日々、患者さんとの対話を促す」(仮)
講師:豊田 郁子 氏 新葛飾病院 セーフティーマネージャー

自らも医療事故で息子を失った豊田さんは、医療安全対策室に勤務し、病院と患者とのトラブル解決のため、両者の対話を促す役割も果たしています。その仕事内容についてお話を伺います。
クロストーク 「コミュニケーションの課題を超えて」(仮)
講師:高橋 静子 氏 亀田メディカルセンター 豊田 郁子氏 新葛飾病院

グループ実習で提出された、患者と医療機関のコミュニケーションに関する課題に対して、高橋さん、豊田さんから、事例を交えたアドバイスやご意見をいただきます。
フォーラム
意見交換会
講義終了後、参加者の皆様の情報・意見交換の場として、「フォーラム意見交換会」を開催します。参加はご自由です。コーヒーを用意しておりますので、お気軽にご参加ください。
また、情報・意見交換の一つとして、皆様の医療機関の広報紙等を、ぜひお持ちください。会場で閲覧できるように展示いたします。

 

 

お問い合わせ・お申し込みは下記まで

  • 社団法人日本広報協会 調査・企画部 「医療広報チーム」

 

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