「japan.internet.com(ジャパン・インターネット・コム)」は、ウェブマーケティングやウェブビジネス、ウェブテクノロジー、ウェブマーケティングなどに関する新着情報を取り扱っているニュースサイト。月間2億以上のページビューを数える米国のニュースサイト「internet.com」や「EarthWeb.com」からの最新情報を日本語に翻訳して掲載するとともに、日本国内のネットビジネスに関する最新の情報や、IT先進国の一つである韓国のIT動向なども併せて紹介。そのほか、IT政策リンク集や用語辞典も掲載している。
サイト内のコーナーの一つ「japan.internet.com パブリック」では、国、地方自治体、大学などでのIT政策や公共事業情報に関するニュースをピックアップ。公共団体が発表しているプレスリリースを幅広く収集し、記事として配信している。電子行政に関連したニュースや、ITを取り入れた市民参加の現状なども知ることができる。
「『IT』の垣根をなくしたサイト展開が目標」
鳥居 潤吉/インターネットコム株式会社統括マネージャー
「1999(平成11)年に『japan.internet.com』を立ち上げた時期は、ネットベンチャーの最盛期。日進月歩するウェブの技術などを紹介するニュースサイトなどが数多く立ち上がった時期でした。
しかし、その中でウェブビジネスを専門に扱う情報サイトが少なく、ベンチャービジネスなどが注目を浴びる中で、そうしたITに特化したビジネスの事例やノウハウを紹介するポータルサイトが今後必要となってくるのではとの考えの下、米国の『internet.com』と提携し、『japan.internet.com』を立ち上げました。現在、民間企業では日々数多くのプレスリリースが発表されます。私のメールアドレスには、1 日平均100通前後のPRメールが届きます。広告を打つよりも、情報の受発信が迅速なインターネットメディアに記事として掲載されるほうがより宣伝効果が高いという流れになってきていることを、増加するプレスリリース情報から読み取ることができます。つまり、それだけインターネットメディアとは一般的なメディアとして浸透し、特別なものではなくなってきているということです。
現在はITビジネス情報を中心に掲載していますが、将来的には『IT』の垣根をなくした、より幅広いビジネス情報専門サイトとして『japan.internet.com』を展開していきたいと思っています」
「japan.internet.com」トップページ |
「japan.internet.com パブリック」 |
|
国内外のIT公共事業事例を紹介。デジタル技術を用いた市民サービスやセキュリティに関する最新のニュースが掲載されている。 |
(2004年掲載)