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ユーザビリティとは何ですか。
ユーザビリティ(usability)とは、一言でいうと「使いやすさ」です。ウェブサイトに訪れるユーザーはさまざまな目的を持っています。また、ユーザーによってパソコンの習得度やインターネットの経験はまったく異なります。これら多種多様なユーザーが快適にウェブサイトを閲覧し、情報を得る、あるいは意見を発言するためにはユーザーの立場からナビゲーションやコンテンツの分類(ラベリング)などを検討し、ユーザーの視点からウェブサイトを作成する必要があります。
ユーザビリティを考慮する場合、「操作性/使いやすい」「認知性/分かりやすい」「快適性/心地よい」の3点に注意する必要があります。
現在のウェブサイトがユーザーにとって使いやすいかどうかは簡単にテストすることができます。ウェブサイトの構成を理解していない第三者に協力してもらい、いくつかのタスク(目的/○○の情報を調べる、○○の申請書をダウンロードするなど)を設定し、それが「どのくらいの時間をかけて達成できたか」をストップウオッチを用いて計測し、その結果として現在のウェブサイトのユーザビリティはどうであったか、判断するだけでも、今までとは違った視点でウェブサイトを見直すことができます。
次に、ユーザビリティの重要な要素となる「ナビゲーション」と「ラベリング」について解説します。
ナビゲーションとは、ウェブサイト内の案内標識です。つまり、ナビゲーションによりユーザーが「求める情報に迷わずに到達できる」「常に自分がどこにいるのかが分かる」ようにする必要があります。「上下の階層に自由に移動できる」「前後のページに移動できる」「どこからでもトップページに戻れる」などの機能を用意しますが、さらに「使いやすいナビゲーション」にするには、これらの機能をどの位置にどのようなデザインで配置するかについても考慮する必要があります。
ラベリングとは、グループ化された情報に名前をつけることです。ウェブサイトとして公開する情報はさまざまです。これらを単純に役所内の部署ごとにまとめるのではなく、ユーザーの立場から分かりやすい分類として整理し、かつユーザーに分かりやすい言葉としてまとめる必要があります。これにより、「求める情報に迷わずに到達できる」一助となるのです。