トップページ > お役立ちナビ > 広報Q&A > DTPについて知りたい > DTP導入に必要なソフトや機材
DTPを導入するには、どういった機材やソフトが必要なのですか。また、費用はどのくらいかかるのでしょうか。
まずハード面では、パソコン本体とモニターです。パソコン本体は、当然のことながらスペックの高いものの方が快適な操作感が得られます。モニターは、できるだけ解像度が高く(UXGA:横1920ピクセル × 縦1200ピクセル以上)、色域範囲の広いDTP専用のものがお勧めです。制作したデータを印刷会社に渡す際、光学式ドライブ(例:DVD-RAM)で保存、受け渡しするのが一般的です。このほかプリンター、デジタルカメラ、図版や写真を取り込むスキャナーを必要に応じて導入します。
万が一の、入稿締め切り日直前の故障によるトラブルに備えるため、パソコン本体のハードディスクはRAID1という冗長化構成(OS、アプリケーション、データの二重化)にしておきましょう。
ソフトでは、レイアウトソフト(InDesign、EDICOLOR、QuarkXPressなど)と併せて、描画ソフト(Illustratorなど)、画像編集ソフト(Photoshopなど)、PDFの編集ソフト(Acrobatなど)が必要です。
また、OpenType系のフォントを明朝系、ゴシック系など各種そろえます。最近では、フォントメーカー提供のほぼすべてのフォントを使用できるレンタルシステム(MORISAWA PASSPORT、Fontworks LETSなど)を年単位で利用される方が増えているようです。
費用は、ハードの性能により大きく変わりますが、ソフトウェアやフォントも含め、おおよそ1セット100~150万円といったところでしょうか。実際には、アフターサービスのしっかりした販売店で購入する場合、ディスカウントショップで購入する場合などによって値段も変わってきます。いくつかの店(業者)から見積を取り、購入後のサポート体制も含めて比較検討するようにしましょう。
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