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広報で重要なのは、わかりやすく効果的なメッセージを発信し、情報の受け手の興味をつなぎ留めること。そのためには、情報発信の手法の改革が必要です。
民間企業で広報に携わった経験をもとに、昨今のメディアをどのように行政広報に生かしていくか、その手法について考えます。
●プロフィール
慶應義塾大学卒業後、本田技研工業に入社。10年広報部門に在籍。その後、ホンダ・アメリカが委託したPR会社フライシュマン・ヒラード・ジャパンに入社。企業広報、危機広報を受け持つ。CSRで担当したネット映画祭(Con-Canムービー・フェスティバル)のプロデューサーを経て、2010年4月から現職。
障害者や高齢者など、情報弱者といわれる方に配慮したユニバーサルデザイン(UD)印刷の考え方が注目されています。印刷物を読む、利用者・読者の視点に立った印刷とはどういうものなのか、従来の印刷物にどのように工夫すればいいのか。なぜ、今UDなのか、どのようにUDを活用すべきなのか。
自治体の活用例などを紹介しながら、今後のUDの在り方について考えます。
●プロフィール
特定非営利活動法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会(以下MUD協会)は、「やさしい、まなざし計画」をスローガンに掲げ、2008年1月に設立。MUD協会は、利用する方々の側に立ち、必要とされる情報を分かりやすく伝えることを目的とし、「デザイン」「文字の使い方」「色の使い方」などに様々な配慮や工夫を加えることで、一般の人はもちろん高齢者・障がい者・色覚障がい者など、だれもが使いやすく、見やすいメディアの提供を目指し、メディアのエキスパートとしてより良い社会づくりに貢献している。
地方自治体の広報活動では、広報紙やウェブサイトなど、公式な情報を発信するメディアに加え、コミュニケーションの促進に特化したプラスアルファのメディアが求められています。特に、インターネットにおいては、公式サイト以外にどのようなコミュニケーションツールを持つかで、住民とのコミュニケーションの深さが変わってきます。
ここでは、ツイッターを活用した事例を紹介しながら、広報の手法を考えます。
●プロフィール
1975(昭和50)年生まれ。ISP(インターネットサービスプロバイダ会社)勤務を経て現職に。専門は、Webアクセシビリティ(自治体Webサイトのバリアフリー度を調べる「Webアクセシビリティ調査」などを実施)、Web制作。全国広報コンクールウェブサイト部門審査委員。
広報活動、特に広報媒体の発行には、著作権の問題が生じてきます。広報媒体で使用する文章や画像などの著作権の考え方、実務を進める上での注意点、著作権を守る方法など、広報活動を進める場面を想定して、著作権を解説します。
●プロフィール
1954年東京生まれ。10代のころよりイラストレーターとして活動し、1972年に商業デザイン会社を創業。1999年、NPO法人著作権協会を設立、理事長を務める。著作権研究会代表。専門は著作権・知的財産権、著作権を活用したまちおこしや商店街活性化。
災害発生時には、自治体と地域住民が連携して災害対策を行わなければなりません。そのためには地域住民が中心となった防災コミュニティづくりが不可欠です。住み良い災害に強いまちをつくるためには、普段から自治体と地域住民とがどのように協働していかなければならないか、地域住民の防災意識をどのようにバックアップしていくべきか。事例を交えながら、防災コミュニティと広報の役割について考えます。
●プロフィール
1946年長野県生まれ。日本大学大学院理工学研究科修士課程修了。東京都国分寺市で20年間、防災都市づくり、都市計画の業務に取り組む。その後、株式会社防災都市研究所所長を経て、現在、NPO法人環境・災害対策研究所副理事長、NPO法人くらしの安全安心サポーター理事長。
読み手の心をつかむ文章を書くにはどうすればいいのか。そのためには、わかりやすい文章を書かなければなりません。しかし、相手に理解してもらおうとするあまり、説明が長くなってしまうと逆効果で、かえってわかりにくくなることが多いのです。伝えたいことを短文で語る技術が身につけば、説得力のある簡潔な文章が書けるようになります。伝達力、表現力をアップする文章の書き方のコツを学びます。
●プロフィール
1968年、早稲田大学卒業後、コピーライターとして花王株式会社に入社。同社映像センター部長、主席ディレクター。『洗剤アタック』『全身洗浄料ビオレU』などの広告を担当し、トップブランドに育てあげる。宣伝会議コピーライター養成講座講師、同通信教育教材著者。朝日広告賞入選2回、広告主協会会長賞、ITVA(International Television Association)グランプリなど 受賞多数。2000年花王を退職。広告代理店クリエイティブ担当取締役を経て、01年コダック株式会社クリエイティブディレクター。03年コダックを退職し、株式会社アド・スタディーズ設立。
全国広報コンクールの広報紙町村部、2010年入選、一枚写真の部で2009年入選など、常にレベルの高い広報紙を作り続けている能登町。その広報紙づくりのノウハウを紹介します。
広島市では、テレビの特性を生かし、お笑いやクイズなど視聴者の興味をひく編集とともに、番組と広報紙のCMを一体化しています。この広報の広報という取り組みを紹介します。
明石市では、広報課長に日本マクドナルドの元広報部長を起用。民間企業で培ったノウハウを生かして、明石を全国に売り込もうとしています。明石市の広報の取り組みを、広報課長が紹介します。
全国広報コンクールの広報紙市部、2010年入選、2009年入選と、常にレベルの高い広報紙を作り続けている坂井市。その広報紙づくりのノウハウを紹介します。
太田市では、「太田市民のための危機管理行動マニュアル」を作成。これは、地震時の行動マニュアル、風水害時の行動マニュアル、武力攻撃・テロ時の行動マニュアル、緊急事態時の行動マニュアルの4章立て。市民に危機意識や危機知識を日ごろから持ってもらうための事前広報を行っています。マニュアル作成から事前広報の必要性を学びます。
全国広報コンクールの広報紙町村部、2008年特選、2007年入選、2006年入選と、常にレベルの高い広報紙を作り続けている三股町。その広報紙づくりのノウハウを紹介します。
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