広報紙レコメンド(1999年~2006年)

トップページ広報紙レコメンド(1999年~2006年) > 広報紙レコメンド(2006年)

広報紙レコメンド(2006年)

2006年

神奈川県横浜市南区 2006年12月号 特集

「おもしろい広報紙は地方の小さな町や村から出てくる」「大きな自治体の広報紙は内容が硬くてあまりおもしろくない」という僕の身勝手な既成概念を見事にぶっ飛ば してくれました。天下の政令指定都市である横浜市の、しかも区が出しているものが、これほど楽しくておもしろく、温かみのあるものだなんて。ほんと、ちょっと 信じられないくらいです(失礼)。

そう、ここの広報紙の一番の魅力は楽しくておもしろいこと。遊びごころいっぱいで、ちょっとした仕掛けがあって、これ、絶対に区民の皆さんは毎号楽しみに待っ ていると思います。横浜市に住むなら南区に決まりですよ、皆さん(笑)。

大きな自治体や、政令指定都市で広報を作っていらっしゃる皆さんはもちろん、僕のような、大きくない自治体の広報担当者にとってもいろいろと考えさせられ るものがあります。 中でも個人的に一番好きなのは2006年12月号。「たまには銭湯へ行ってみよう!」と題された特集は、表紙から中身まで、僕が思うにほぼ完璧。記事の量 も適当で、最後まで楽しくスッと読めちゃいました。あまりに感動したので、担当者の方にメールをしてみたら「まだまだ試行錯誤」とのお返事が・・・。これ からまだまだ成長していくだろう、そんな予感がする広報紙です。(推薦:20D)

「広報よこはま南区版」 2006年12月号 特集
 一面(PDFファイル:458.44KB)二面(PDFファイル:936.49KB)三面(PDFファイル:1.02MB)

 

福岡県福智町 2006年12月号 特集

「広報ふくち」 2006年12月号 特集(PDFファイル:37.28MB)

「広報界の東の神様」と称される人物をうならせた一冊。現在は秋田県O市W支所の地域振興課長を務める彼が、この広報誌を拝読し、一度財政サイドにあげた予算書を取り下げ、もう一度課員に見直しをさせたという。それほど心を動かされた、衝撃を受ける中身だったと話してくれた。読む者を引きつけるパワー。それは企画力からはじまり、取材、編集、そして全体のバランスを考え、まとめ上げる構成力といった技術と能力の才能部分。そして作り手の情熱とまちへの愛情といったハートの部分が合致してこそ成せる技と力。福智町はこれにチームワークを兼ね備える。この手の問題提起・喚起型の特集は、行政の意気込みが強すぎて、訴えたいことが住民にうまく伝わらず、空回りする嫌いがあり、作り手の腕が一番試されるもの。それをいとも簡単にうまくまとめ上げているのは、担当者たちの高い能力もさることながら、常に住民目線の取材をし、行政と住民の温度差をしっかり把握しているからこそ、ズレのないものにできあがる。住民と一緒に考え、参画し、行動を起こさせる紙面作りをモットーとする広報ふくち。高いレベルの広報誌を目指して努力を惜しまない担当者たちの姿勢に敬意を表したい。ぜひ住民だけではなく、全国の大勢の広報マンたちにも手にとって、見て、読んで、参考にしてもらいたい一冊。(推薦文:稲庭うどん@官、東の神様)

広報を読んで、泣く。という経験はあまりできるものではありませんが、私が、初めて泣いた広報紙が、「広報あかいけ2003年12月号 炭鉱(ヤマ)」。内閣総理大臣賞を受けた作品です。当時、研修会で御担当者様より奪い取ったものですが、私の宝物です。その後、「広報交換をしてください」そのひと言が言えなくて、過去の号を奪いに赤池町に行ったことを思い出しました。その感動そのままに、福智町12月号。見ていただけたら、多くの皆さんがレコメンドする理由が分かります。「大義名分を背負ったとしても、幹部からの全幅の信頼があったとしても、自分が同じ立場であったら、同じように書けるか?」そう考えると身を切られる思いで読みました。自分のハラワタを、さらけ出す勇気に脱帽です。広報はこうあるべきだ!と言える作品だと思います。全国の担当者、特に経験年数の浅い担当者の方に、ぜひ見てもらいたいと思い、レコメンドします。(推薦文:ございます)

やっぱり広報ふくち!12月号の素晴らしさはみんながレコメンドしてますが、毎号すごいっすよ。毎月、住民に伝えるべきこと、住民に伝えたいことを特集しています。不祥事があったときもいち早く取り上げ、行政の説明責任を果たす。やろうと思ってもできるもんじゃない。それに加えてすごいと思うのは、合併しても赤池時代から内容のレベルを落としていないこと。めんたいこ氏だけでなく、黒ダイヤ君、ひよこまんじゅうちゃんが一緒に頑張っているからこそみんなが目標にする広報ふくちがあるのだと思います。OBになってもオイラを興奮させるふくちに匠です。(推薦文:病み上がりのテロリスト)

特集「合併再建」は、多くの皆さんがレコメンドしているとおり、全国の自治体が抱える財政の問題に真っ向から取り組んだ秀作。また広報ふくちが素晴らしいと思うのは、毎月発行されるすべての号のクオリティーが高いこと。そして、3人体制で作っているにもかかわらず紙面が安定していることです。担当者みんなの努力が紙面に現れている広報ふくちに1票!!(推薦文:じじい)

担当になったばかりの頃、「小見出しだけで伝えたい事のアウトラインを伝えられるように」。そう研修で教わりました。この見出しを見て、あなたはどんな特集を想像しますか?
「どうしてこんなに」
「赤ちゃんの背中にも90万2千43円」
「かつて三町は倒産した」
「あの意識は風化したか」
「そのとき行政が感じ学んだものとは何か」
「地域や住民にどのような影響を与えたのか」
「沈没寸前、福智丸の回避策とは」
「町の財政通信簿」
「崖っぷちの行財政」
「同じ境遇の自治体は今」
「意識と認識、情報の共有」
「同じ過ちを繰り返さないために、同じ道をたどらないために求められることとは何なのでしょうか。福智という新しい町の創造に向け、今わたしたち自身が変わるときです」
 たぶん、あなたが想像しているものと、僕が想像しているものは一緒でしょう。それが真の広報なのだと思います。こんなこと、僕も自分ではなかなか書けません。でも、このスピリットの数パーセントでも自分に活かせたらいいと思っています。さあ、あなたも読みたくなったでしょ?「広報ふくち」。
 最後になりましたが、写真も素晴らしいです。表紙には、滑り台を下りてくる子どもの脇からデイライトの逆光。そして、それをストロボで(またはレフ?)気づかない程度に補正してあるジャストなシンクロ。ページをめくってみたくなり、そして特集につながる表紙です。
 「広報ふくち」の12月号を最初に読んだとき、「smoke on the water」のリフがずっと頭に流れていました。(推薦文:ハタボー)

少し前に聞いた話。財政再建団体に陥った福岡県赤池町は、あえて「行政戦略の兵器として広報の充実に取組んだ」と聞いた記憶があります。国の担当者にプレゼンしたのは、現福智町広報を手がけている担当者だと・・・。以後の覚悟を決めてのことだったと思います。鉛筆を買うのもままならない状況での広報充実を手にした訳ですから。当時から今もなお、魔法のように繰り出される充実した広報。12月号の特集「合併再建」では“正直は最善の方策”という町ぐるみでの行政指針が房総まで届いた気がします。どんなことでも行政側から心を開く。いかなる試練をも乗り越えて、これからも迷わずに進んでください。これからも全国で歯を食いしばっている広報マンたちの羅針盤として、誠の道を・・・。(推薦文:房総直球)

その洗練されたレイアウトから精査された文章・・・。今更述べるまでもありませんがページをめくるたびに、ため息しかでません。すさまじい広報誌です。
 美しいレイアウトとは裏腹に、見出しやリード、本文、キャプションは熱く人に訴えかけてきます。どのページにも言えますが、ひとつも無駄がないんです。膨大な取材から、研ぎ澄ましていく作業を、ひたすら繰り返している結果だと思います。頭が下がります。
 これほど真剣に広報誌に向き合う担当者は、そんなにいないのではないでしょうか。私は近くに福智町があるからこそ、もっともっと勉強して吸収していきたいと思います。全国の広報担当者の目標でもある、福智町の背中を見失わないよう、全力で追いかけていきたいと思います。(推薦文:宮若Life)

自治体財政が危機状況にあるということは、全国各自治体がよく訴えるテーマ。だが、FUKUCHI(ふくち)12月号では合併した三つの町そのものがかつて財政再建団体に陥り、乗り越えてきた道のりと記憶を風化させることなく次のステップへと進んでいこうという強いメッセージが打ち出されている。しかも、それは長々と説教じみた文章で描くのではなく、人が生き生きと語り、記録資料でみせ、また語る。紙面でありながら美しい映像をみているような錯覚にさえ陥る。だが、何よりも重要であろうと思えたことは、財政危機を住民に訴えることは行政執行側からいえば本来「マイナス」のイメージと悲観的視点を与えることになり、及び腰となるもの。だが、積極的に情報を公開しようという姿勢がみえる展開で語られれば「マイナス」を「プラス」に転化しようという考えと努力が必要であり、「協働」がこれまで以上に重要なことであるという認識を持つ住民が多々現れてくるのではないかと思える。
 新町の基となった三町が同様にかつて財政再建団体だったという特異な事例だとは思うが、行政上層部が絶対的信頼を広報においていない限り、ここまで強いメッセージを持たせるものを作りあげることは難しいとも思う。
 触れた指先からエナジーがしみこんでくるようなFUKUCHI(ふくち)12月号。開いた瞬間に悔しいが「またしてもやられたっ!ええいっ覚えておれっ、この仕返しはいつか」と叫ぶ自分がいたのであった。(推薦文:オレンジ隊長)

防災対策で最も重要なことは「忘災」だと言われる。つまり被災体験を風化させないことが一番の対策ということだ。全国の、とりわけ地方の自治体が抱える最大の課題は財政危機である。この局面を真っ向から切ったFUKUCHI(ふくち)12月号。自治体倒産の記憶を風化させず、経験を教訓に変えて、明日のまちづくりを考えたポジティブな特集は見事と言うしかない。福智町はもとより全国の自治体に、今後の進むべき方向を、なすべきことを、乗り越えなければならない課題を示した自治体再編のヒントが詰まった秀逸な作品に仕上がっている。
 あかいけ時代から同誌は、言うまでもなく全国の広報担当者が目標とする日本一の広報誌である。しかし、その「紙」以上に評価されべきことは「人」である。住民の真意を引き出す抜群の取材力。リードから読者を引き込む洗練されたテキスト。視覚と心に訴える卓越した撮影技術。スーパーグリッドシステム上でテンキーを打ち込みつくられるこだわりのレイアウト。「進化」を遂げるために徹底して「深化」に挑み、そこに本当の意味での「真価」を生み出したFUKUCHI(ふくち)。キャプション一つにまで全身全霊を傾けつくられる同誌にはすべてのページに担当者の血が通う。
 「いい広報紙は温度が違う」。封筒から取り出した瞬間にわかるという社長の言葉である。全国広しと言えども人間の体温と同じ広報誌はそうはない。手に取れば心地よく、ずっと手放したくなくなるのは、FUKUCHI(ふくち)を作る3人の担当者が、目標だけでなく心も、そして魂までも一つにして、表紙から裏表紙に至るすべてのページに「古里愛」という名の毛細血管を張り巡らせたからにほかならない。
 驚くべきことはこれだけではない。2か月に3度も発行されているFUKUCHI(ふくち)だが、コンクール号だけでなくすべての号が同じレベルで発行されている。「毎号が、毎日が日本一」。このことを何よりも強調したい。クォリティーの高さは見た目もさることながら中身にある。「手にとってもらう」「読んでもらう」レベルから、「考え、行動してもらう」レベルへとステップアップされ、住民活動やまちづくりの羅針盤にさえなっている。この広報誌を読みたいために福智に居を構える住民もいるという。もはや世論をも動かすほど住民から支持されているFUKUCHI(ふくち)。おそらく地方新聞も真っ青だろう。広報紙という域を超えた全国民に読ませたいベストセラーである。
 最後に一言。大手新聞社のコピーを引用して「ジャーナリスト宣言FUKUCHI(ふくち)」。(推薦文:シショー)

(推薦:シショー、オレンジ隊長、宮若Life、房総直球、ハタボー、じじい、病み上がりのテロリスト、ございます、稲庭うどん@官、東の神様)

「広報ふくち」 2006年12月号 特集(PDFファイル:37.28MB)

ページトップへ

 

長野県安曇野市 2006年12月21日号 特集

その昔(というほど前じゃないけど)群馬県の大泉町もブラジル特集で、素晴らしい広報紙をつくってました。本家大泉にひけをとらない「安曇野のブラジ ル」。ブラジル人の高校生の話には、ぐっときました。わたくしめもブレイク中の「親子のきずな」や「安曇野のブラジル」のように、心に響く広報紙がつくっ てみたい。って、そういうキャラじゃないし、器じゃないか。(推薦:関係者)

「広報あづみの」 2006年12月21日号

 

長野県上田市 レイアウト

上田市の広報紙は、レイアウトが好きです。合併した真田町の系譜なんでしょうが、 ああいうすっきりしたレイアウトは、自分にはなかなかできない。どうしても、悲しいかな体内から出てくるセンスがイモなのです。(推薦:関係者)

「広報うえだ」

 

北海道千歳市 2006年8月号 特集

千歳市の8月号「バスが来なくなる日」。バスを待つおじさんのイラストが秀逸。も ちろん内容も。読んでください。表紙も毎号好きなのですよ。なんか自由にやってる感があって。(推薦:関係者)

「広報ちとせ」 2006年8月号

 

石川県能登町 2006年12月号 特集

12月号表紙の「いしり」の文字にびっくり。いしりって何じゃい?そう思って次 ページに進んでしまいます。表紙写真も毎号いいし。そうそう、人物紹介シリーズも いい。「人の間に」っていうタイトル、かっこいい。(推薦:関係者)

「広報のと」 2006年12月号(PDFファイル:8.94MB)

 

岩手県藤沢町 2006年12月号 特集

「広報ふじさわ」 2006年12月号(PDFファイル:10.94MB)

こんなに多くの広報担当者がレコメンドしている岩手県藤沢町の12月号特集「親子のきずな」。冗談ではなく泣きました。「“いただきます”って言うのは・・・」「親子の時間は長さではなく使い方・・・」「会話のできない二人は必死で・・・」。一人で広報編集をしながら、静かに目をつぶって泣きました。この特集を編集した広報マンはもっと泣いたことでしょう。きっと、胸いっぱいの「協力ありがとう」という気持ちもてんこ盛りにして。電子やデジタルが主流の時代。この藤沢町の広報を見て、読んで確信しました。「広報紙は住民の力になれる」と。「たくさんの手のひとつにきっとなれる」と。正直、我役所の“子育て支援担当”に「必ず読んでくれ」と言いコピーして渡しました。(推薦文:房総直球)

企画力、レイアウトデザイン、紙面構成、編集など、すべてにおいて毎月充実した作りを見せる「まちの総合情報誌ふじさわ」。この号は、担当者がいかに常日ごろから住民としっかり向き合い、住民と行政の協働のまちづくりを実践していくための広報誌を作製しているかがわかる一冊。「親子のきずな」と題し、児童虐待をも取り扱った重くて難解なテーマ。広報を作っている人間であれば、誰もが実感することだが、この手の題材はプライバシーの問題もあり、なかなか突っ込んだ取材ができず、表面的な扱いで終わりがちなもの。それをたくさんの住民の協力の下、しっかり踏み込んだ取材を通して、立体的で、まとめに深みのある特集に仕上げている。取材力の賜物といっていい。ここで大切なことは、あれだけ踏み込んだ取材ができるのは、広報担当者と住民との信頼関係がしっかり構築されているからこそ成し得られるということ。特に先輩ママの体験談に登場した女性からは「自分もこのまちのために役に立ちたい」という思いが伝わってくるようなコメントをいただいている。大変失礼な言い方をすれば、コンクール向けのにわか特集では、決してあれだけの取材はできないだろうし、説得力のない、内容薄いまとめで終わってしまうのが落ち。いかに普段からの取材や毎月の広報誌作りが大事かを教えられた一冊。(推薦文:稲庭うどん@官)

毎月すばらしい出来ですが、この号はまた特別。読んでいて、不覚にも職場で涙してしまいました。感動しました。良い広報紙を作る上で必要なものはいくつもあると思います。写真撮影や編集のスキルももちろんですが、この特集には心というか魂というか、そんなものを感じます。きっと「伝えたい気持ち」が「伝えようとする姿勢」として紙面に表れているのだと思います。『親子のきずな』、僕の心を鷲掴みにした素晴らしい特集です。(推薦文:ハタボー)

千葉県のある町の広報担当者・Hさんのつくる広報紙を見て、初めて広報紙に「住民に対する愛」を感じました。でも・・・残念ながらそれ以降、ほかのどんな広報紙を読んでみても、彼ほどの愛情を感じる広報紙はなかなか見つけることはできませんでしたし、もちろん、自分自身も編集することができませんでした。しかし、しかしです。この冬出会うことができました。既にレコメンドされていて、多くの方が見ていると思いますが、あえてわたしもレコメンドしますそれは「まちの総合情報誌ふじさわ」12月号です。とにかく読んでみてください。行政マンが目指す最終形がそこにあると思います。編集の奥には、わたしたちの存在理由があると思います。どうか、お願いします。(推薦文:元・広報いとう担当記者S)

昨今、暗くて哀しいニュースが巷にあふれています。そのニュースに心を痛めている人は少なくないはず。以前、特集の意義を問うお話もありましたが、それぞれの自治体が取り組むスタイルはさまざまだから、それは十人十色で良いではないかとわたしは思っています。でも、「心」に訴えかけるテーマで特集に取り組み[展開させることができ]、さらに[多くの共感を読者である住民から得ることができる]自治体広報紙というものは『稀』でしょう。また、そうした特集を自治体というしがらみの多い組織が発行する広報紙で可能にする環境づくり、周囲の理解を得るまでには、担当者の並々ならぬ努力の積み重ねがあったからだと思います。ふじさわは、小さな町。だから担当者も大きな市のようにたくさんいるわけでもありません。一人です。でも、【親子のきずな】という特集ができてしまう。その上、厳しい財政状況から完全入稿(印刷会社があとは刷るだけ)できる状態まで作りあげてしまう。真ゴコロさんのハートを射抜いたように、わたしはその努力にいつも射抜かれています。そして思います。ふじさわに住む人たちは幸せです。そんな広報紙に毎月出会えるのだから。でも、思います。【親子のきずな】・・・ふじさわだけで発行するのはもったいない。そして自分の努力はまだまだ足りない。(推薦文:オレンジ隊長)

「親子のきずな」10回は泣きました。広報担当者ですが、一読者として読んでしまいました。私は結婚して何年も経ちますが、子どもはいません。いなくてもいいと思っていました。でも、この特集を読んで子どもがほしくなりました。自分も「親子のきずな」を築きたいと思うようになりました。ど真ん中を射抜かれました。と同時に、担当者の毎月毎月・毎日毎日の努力の積み重ねが町民との「きずな」を築き、心に届く広報誌、心を動かせる広報誌を生み出しているのだと実感させられました。広報担当になって一番落ち込んでいた9月。岡山での全国大会で聞いた「乗り越えられない壁はない」という神様の言葉。その言葉に背中を押され、新しい一歩を踏み出すことができました。今そこが私の「原点」。「まちの総合情報誌ふじさわ」からもっと学びたい、もっと影響を受けたい、その思いをさらに強くさせられた1冊です。(推薦文:真ゴコロ)

力強い手、心強い手・・・。子育てはひとりで抱え込むのではなく、現代社会における今、たくさんの「手」が求められていること、そして、それを支えるたくさんの手が身近にあることを住民に投げかけた特集「親子のきずな」。このようなプライバシーにもかかわる幅広い題材は、掘り下げて編集すればするほど主題がぼやけてしまうもの。それを無駄なく見事にまとめ、すべてにおいて的を外さず、写真の一枚、文章の一行と、見れば見るほど細部にわたり意が注がれ、計算し尽くされているのがわかります。広報担当者のたゆまぬ努力と熱意によって「これほどまで作り上げられるものなのか」と痛感させられた広報紙。内容にある「子育ての手」だけでなく、今回のような卓越した「編集の手」があることもあらためて気づかされました。限られた期間と予算内で、通年にわたりトップクォリテイーの広報紙を生み出す「担当者の手」。貴紙が住民の誇りであることもうなずけます。その編集手腕と広報魂に心から敬意を表します。(推薦文:めんたいこ士郎)

大仰でなく淡々とした語り口が、逆にテーマを浮き彫りにしてくれます。テーマも時代を捉えたものだし、女性の評論家の話には泣けましたし、キャッチボールの話は、自分が子どものころを思い出し、ジーンときてしまいました。このキャッチボールのことを人に話していると、恥ずかしながら涙が流れてしまいました。「親子のきずな」は、珠玉の一品だと思いました。(推薦文:関係者)

(推薦:関係者、めんたいこ士郎、真ゴコロ、オレンジ隊長、元・広報いとう担当記者S、ハタボー、稲庭うどん@官、房総直球)

「広報ふじさわ」 2006年12月号(PDFファイル:10.94MB)

ページトップへ

 

新潟県燕市 表紙

表紙にメッセージ性が強く、いつも手にとってみたくなる『あの手この手』の工夫がされていて大好きです。いつも見るたびに「やられた~!」と思います。僕 が特に好きなのは、2006年の9月15日号、12月1日号、12月15日号のようなスタイルです。11月1日号も写真的にすごくキレイなんですけどね。 (推薦:ハタボー)

 

岩手県藤沢町、広島県大竹市、福岡県福智町 クローズアップ系(見開きページ)

見開き2ページでの「がんばってる人」紹介をしている岩手県藤沢町、広島県大竹市、福岡県福智町の3つ。担当時にやろうと思ってもできなかったのが、見開き2ページでの紹介。1ページでやったとき、結構好評でした。「自分もいつか大きく紹介されたい」と言ってくれた人たちが意外といました。住民に元気を与えるのも広報の仕事。そっから考えると効果的かな~、なんて思います。藤沢町は見開き1枚写真のみ、大竹市は見開き1枚写真プラス小さな説明写真、福智町は前の二つほど大きな写真はつかわないものの、見事なレイアウト。三者三様の技法で対象者の魅力を伝えています。(推薦:アラブの石油王)

 

大分県豊後高田市 2006年7月号 特集、表紙写真

生産者の視点での地産そばに懸ける思い そばうち職人の視点での地産そばに懸ける思い・・・そばを特産品にして、しかもそば打ち職人まで養成するとは・・・いやおそれ入りました。そばを通じて、まちづくりに懸ける思いが描かれています。表紙もgood!!まるで焼酎の写真みたく・・・。(推薦:そば大好き人)

「市報ぶんごたかだ」 2006年7月号(PDFファイル:2.65MB) 

 

広島県大竹市 2006年9月号 表紙写真

この写真のすごさは、表情が見えないのに会話が聞こえてくるところ。望遠開放でよけいなもの排除した額。計算された露出。この補正値は真似できない。海のキラキラ感も人物の位置もサイコー。プロ級だと思います。ってプロでしたね。(推薦:シショー)

「広報おおたけ」 2006年9月号 表紙(PDFファイル:299KB)

 

秋田県湯沢市 2006年8月15日号 表紙写真

モデルの浴衣美人は高校生らしいですよ。これは写真の明るさと現場の明るさは相当違うんです。それを官ちゃんのテクでここまで補正した技ありの一枚。しかも三脚なし。この男、8分の1秒までハンディで切るとてつもない腕と耳の持ち主。背景の絵灯籠のボケ値もほどよく、同系色の浴衣もいい。モデルをゲットした柿崎にも座布団1枚。(推薦:シショー)

「広報ゆざわ」 2006年8月15日号 表紙(PDFファイル:231KB)

 

福岡県福智町 2006年7月号 表紙写真

秋田の巨匠は「これ、合成写真でしょう」って疑ってましたが、レフ板使ってスゴイ写真になっている。被写体は浮き出るは、ピントはドンピシャにきているは、しかもスローシャッター。技術も一流なら、こんなところまで言葉巧みにモデルを連れ込んだあの話術と行動力も超一流。きっと「今年一番の笑顔お願いしま~す」って鼻の下のばしながら撮ったんだろうな。参りました。でもね、こういう写真は○○フィルムとか写真雑誌のコンテストでは高い評価を受けるんだけど、なぜか広報コンクールではことごとく落とされるんで・す・よ。SO、かわいそー。審査員の皆さん、シャッターチャンスも大事ですがこういうすばらしい写真も評価してあげてください。なぜなら、彼らはものすごーく勉強してるんです。勉強しないとこんな写真は撮れません。それから卒業したけど、東広島の福光リジチョーの写真もすごかったな。光と影のコントラストを生かした撮影は並じゃなかった。(推薦:シショー)

「広報ふくち」 2006年7月号(PDFファイル:5.65MB)

 

岩手県普代村 2006年11月号 表紙写真、本文災害写真

今年見た写真で、これぞ広報写真と感嘆しました。この瞬間を捉えたのは、スゴイなと。自分がコンクールで、どの写真出そうかなんて、うじうじ迷っている姿が恥ずかしいです。広報写真、これで決まり!(推薦:関係者)

「広報ふだい」

 

千葉県芝山町 2006年12月号 特集「大地と大空」

ぶっ飛びました「大地と大空」。「月刊AIRLINE」ばりの写真。色がきれい。プリントアウトして読んでみます。ソウルフラワーモノノケサミットの「アジール・チンドン」のジャケットに使われてる写真、成田のだったのが分かりました。(推薦:関係者)

「広報しばやま」 2006年12月号

 

広島県庄原市 2006年12月号 特集「セカンドライフ」

これですよ、これ、こういうネタ。見なければよかった。(推薦:関係者)

「広報しょうばら」 2006年12月号

 

福岡県若宮市 2006年12月号 特集「もしも「トヨタ」がなかったら」

「もしも、「トヨタ」がなかったら」。すごいタイトルだと思いませんか。読む気にさせる今年のベストタイトルです。炭鉱の閉山により冷え込んだまちが、トヨタのおかげ?で、復活するストーリー。これをどう見るか。いろいろ考えさせられる広報紙でした。「もしも」は、どこのまちにも当てはめられると思うのです。「もしも」で考えれば、自分のまちを見直すことができるような気がしました。ちょっと複雑ではあるけど、この特集は気になるよー。師走になって、みんな頑張ってますね。宮若市は、「走れアルコ22号時空をこえて 朱き燃え石」(2006年7月号)(PDFファイル:3.93MB)でくるのかと思っていたけど、トヨタですかね~。(推薦:関係者)

「広報みやわか」  2006年12月号(PDFファイル:2.23MB)

 

長崎県長崎市 2006年2月号 特集「軽度発達障害」

(推薦:関係者)

 

富山県立山町 2006年4月号 特集「予算を読む」

(推薦:関係者)

「広報たてやま」 2006年4月号

 

広島県呉市 2006年7月号 特集「海を守るひとたち」

(推薦:関係者)

「市政だより くれ」 2006年7月号(PDFファイル:2.34MB)

 

広島県安芸高田市 2006年12月号 特集「飲酒運転 しないという決意」

(推薦:関係者)

「広報あきたかた」 2006年12月号

ページトップへ

 

長野県塩尻市 2006年2月~3月号 特集「シリーズ子どもの安全」

(推薦:関係者)

 

兵庫県多可町 2006年2月号 特集「子どもたちは地域で守る」

(推薦:関係者)

「広報たか」

 

群馬県邑楽町 2006年2月号 特集「子どもたちを守ろう」

(推薦:関係者)

「広報おうら」 2006年2月号

 

秋田県湯沢市 2006年2月15日号 特集「みんなで守る 子どもの安全」

(推薦:関係者)

「広報ゆざわ」 2006年2月15日号

 

大阪府河内長野市 2006年5月号 特集「子どもが危ない」

(推薦:関係者)

「広報かわちながの」 2006年5月号

 

岡山県瀬戸内市 2006年7月号 特集「みんなの力で安全なまちづくり」

(推薦:関係者)

「広報せとうち」 2006年7月号

 

長野県安曇野市 2006年20号 特集「愛し方がわからない 増加する児童虐待」

「広報あづみの」 2006年20号

 

福岡県みやこ町 2006年12月号 特集「道。」

(推薦:関係者)

「広報みやこ」 2006年12月号

 

新潟県燕市 2006年11月号 特集 「燕市の中心で、アイスが食べたいと叫ぶ」

「燕市の中心で、アイスが食べたいと叫ぶ」というタイトルが表紙にドカンとありました。なんのことだと、思わずページをめくってしまいました。なんの特集だったと思いますか。ちょっと苦しいタイトルだけど、ふーん、こうくるかと思いましたね。(推薦:関係者)

「広報つばめ」 2006年12月号

 

大分県九重町 2006年10月号 特集 「いばることも 反省することも」

今回の「いばることも 反省することも」という事業評価の記事のタイトルには笑いました。もちろん中身も。それぞれの事業評価が、お役所的な言い方じゃなく、ナマの声っぽいところが好感。そこが、まさにタイトルに表れていると思うのです。(推薦:関係者)

「広報ここのえ」 2006年10月号(PDFファイル:7.22MB)

 

福岡県添田町 2006年9月号 「その男 消防につき」

思わず笑ったタイトルです。消防団のポンプ操法大会のページ。「その男 消防につき」。ちょっと苦しいけど、爆笑で一票。(推薦:関係者)

 

富山県入善町

現役時代、うちの大好きな広報紙は「広報入善」でした。あのハンドメイド感、うらやましい。カタい行政ネタでも、あったかさを感じました。(推薦:孤独なかうぼーい)

「広報入善」

 

福岡県那珂川町 表紙

広報なかがわは、表紙がおもしろい。特に5月号の表紙。笑いました。TIMEのパクリですね。町長さんが上品な感じだし、どっかの社長さんみたいに見えます。4月号もかっこいい。(推薦:関係者)

「広報なかがわ」

ページトップへ

 

広島県東広島市

ここの広報紙のおもしろいところは、担当者の成長ぶりがうかがえるところです。当初は、さっさっさっとつくっていた紙面が、2004(平成16)年ごろから徐々に化けてくる変遷が見えるのでとても興味深いのです。最初はこうでもここまで変わってくるというお手本のような気がします。コンクール的には、県でトップを取ることはありませんでしたが、(写真ではありました)それでも毎月コンスタントにヒットを打ってくるのは、楽しみでした。今年は、ヒットばかりでなく大振りで場外ホームランも飛ばしてもらいたかったのですが、それも後任のかたに期待することとします。要は、一人の初心者の広報人がこういう成長(と思うのですが)をたどったかを見てもらえればと思います。 (推薦文:500番は削除)

毎月、特集が充実。そしてレイアウトは洗練されていてカッコイイ。写真はアンダーの使い方がうまく、ちょっと広報紙離れした感じで、一番私が感心しているのは特集の構成の論理性が高いこと。限られたページの中でよく要点をまとめている。(推薦文:広報いとう担当・記者S)

(推薦:広報いとう担当・記者S、500番は削除)

「広報東広島」 (2006年)

 

広島県東広島市 2006年2月号 特集

合併した新しいまちを好きになってもらいたいという担当者の熱意が伝わってきます。2月号の「おやじ力」がよかったです。おやじたちの居酒屋での会話を再現するなんて、脱帽です。(推薦:一哉)

「広報東広島」 2006年2月号

 

岐阜県恵那市 表紙

岐阜県恵那市さんの広報Ena。月2回の発行、ご苦労さまです。合併先行自治体の事例として参考にさせていただいております。いつも生き生きとした市民の姿が掲載される表紙、素敵ですね。担当者がカメラを構えている姿が見えてくるようです。こういう表紙にしなくては……。(推薦:オレンジ隊長)

「広報えな」

 

宮崎県串間市

特に好きなのが、真ん中当たりにあるカラー写真。写真がとてもきれいで毎回関心しております。表4もぜいたくなつくりをしていて、行政広報紙ぽくなくうらやましいです。(推薦:から騒ぎ中)

「広報くしま」

 

群馬県高崎市 表紙

最近までプロの方が撮った写真を使っていましたが、新しく始まった「高崎家族の物語」もいい感じです。これからの期待も込めてレコメンドします。(推薦:から騒ぎ中)

「広報高崎」

 

福岡県赤池町 2006年最終号

赤池町の最終号。写真はほとんど過去に撮ったものだそうですが、いい写真が多いな、と感じました。まちの最後を飾るにふさわしい素晴らしい広報でした。(推薦:から騒ぎ中)

「広報あかいけ」 2006年最終号(PDFファイル:5.74KB)

 

大分県九重町 2006年1月号 表紙

近頃の品行方正広報が多い中、珍しいくらい作り手の個性がぷんぷんにおう紙面です。表紙おもしろいですね。今月の青っぽい表紙もよかった。前に雪の田んぼ、遠くに九重の山々。光は見えるかの特集の表紙もよかった。田んぼに太陽が反射している号。文字がいっぱいで饒舌な広報紙ですね。ただ者ではないって感じ。(推薦:関係者)

「広報ここのえ」 2006年1月号 表紙(PDFファイル:6.91MB)

 

富山県立山町 2006年1月号 表紙

写真だけでなく、立山町のような遊び心のある表紙は好きです。立山町の1月号の表紙見ました? 柳の下のどじょうって気もしますが、笑いましたね。ついでにお年玉つきにしてくれたらおもしろかったのに。各世帯ごとに違う番号で! おもしろい、変な表紙があったら教えてください。(推薦:関係者)

「広報たてやま」 2006年1月号

 

富山県魚津市 2006年1月号 特集 家族

魚津市のことし1月号の大家族の特集がよかったです。なんか読んでいて暖かい気持ちになりました。家族を考えるいいきっかけになるのではないでしょうか。
(推薦:から騒ぎ中)

「広報うおづ」 2006年1月号

 

Adobe Readerのダウンロード

PDF (Portable Document Format) ファイルの利用には、アドビシステムズ社から無償で配布されているAdobe Reader(旧:Acrobat Reader)等のアプリケーションが必要になります。
最新のAdobe Readerプログラムを入手する

 

ページトップへ