広報紙レコメンド(1999年~2006年)

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広報紙レコメンド(2005年)

2005年

岡山県真庭市 2005年10月号 特集

晴れの国おかやま国体が記事のベースになっているが、それを今年閉校する高校の生徒たちの国体ボランティアとうまく結び付けている。56年の歴史に幕を閉じる高校と、43年ぶりに岡山で開催される国体が重なったという接点から、国体特集としては他にはないおもしろい展開となっている(あるいはほかの自治体でもこのような国体特集をやっているのかもしれないけど、ちょっとわたし知らないもので・・・)。サラッとしていて読みやすくそれでいてしっかりと心に残るうまい編集だ。「思い出」がテーマだがそれが高校生を中心に描いているので未来へとつながっていく次の展開が見える最近いろいろな特集があるが「まつづくり」という観点からぶれていないところも素晴らしい。真庭市の広報担当者は常日ごろからいかにいい広報紙をつくり、市民の期待にこたえるべきか頭を悩ませている彼の真摯な思いに敬意を表したい。(推薦:広報いとう担当・記者S)

「広報まにわ」 2005年10月号 「思い出の1ページに残したい。」(PDF)

 

広島県東広島市 2005年10月号

私の好きな広報紙の一つです。特集は毎月充実、写真もレイアウトきれいで見やすいです。東広島市に全く関係のない私でも広報誌が届くのが楽しみになります。きっと住んでいる人はもっと楽しみなんじゃないかと思います。合併して間もないこともあるのか、東広島市に住む人みんなに新しい市を好きになってもらいたいという担当者の思いが伝わってくるようです。個人的には2005年10月号の鉄道の特集がおもしろかったです。(推薦:H本 Yヒロ)

「広報東広島」 2005年10月号 「東広島39鉄道」(PDF)

 

千葉県芝山町 2005年2月号

オールカラー、写真も上手できれいな広報紙です。特集も充実しています。2005年2月号は防災の特集。中越地震で被害にあった川西町(新潟県)の対応や現状を知り、それを自分の町の防災に役立てようとしているのは、具体的な話が多くわかりやすかった。また、関東大震災のことを覚えている人3人にインタビューされていた。3人も探された熱意に脱帽です。(推薦:H本 Yヒロ)

 

福岡県宮田町 2005年11月号

今回、消防の記事を書こうと思って、福岡県宮田町の去年の11月号を出して読んでみました。それで思い出したのですが、同じ企画、同じ取材相手で鞍手町も11月号に出していました。宮田町と鞍手町が一緒に取材したんじゃないかと思うのですが、読み比べてみるとおもしろいんです。同じ構成で同じインタビュー相手なのに、微妙に違いがあります。言葉の一つ一つは、ほとんど変わりません。本人が話した言葉を忠実に再現しているようです。しかし、その中でキーワードとして取り上げ、見出しとして使っている言葉や、同じ写真であってもキャプションのつけ方、使う写真の大きさに差があるのが興味深い。同じものを隣町同士が共同企画としてやる。非常におもしろい試みだと思います。(推薦:500番は削除)

 

福岡市鞍手郡4町合同企画

  • 2005年7月号 特集 ごみはどこへ行くの?
  • 小竹町 7月号(PDF)  鞍手町 7月号  宮田町7月号
    若宮町7月号7月号ごみの特集で、4町のコラボ企画をやっています。内容は4紙とも同じです。これはゴミ処理場が鞍手郡4町同じことから実現したそうです。(推薦:500番は削除)

  • 2005年8月号 特集 不法投棄を探る。
  • 小竹町8月号  鞍手町8月号  宮田町8月号  若宮町8月号
    さらに、8月号の不法投棄特集でも、4町のコラボ企画をやっています。これは、それぞれの町の不法投棄の現状などは別々に作成し、インタビュー部分は合同で作成しています。(推薦:500番は削除)

  • 2005年8月号 ヒロシマを忘れない
  • 鞍手町8月号  宮田町8月号
    同様に8月号では、原爆被爆者の記事を。これは鞍手町と宮田町の合同です。同じものをみんなで取材して、同じ時期に出す。それを見比べる事も、大いに勉強になるみたいです。やはり、福岡県、やることがおもしろい。参考になります。(推薦:500番は削除)

 

山梨県甲斐市 表紙

風景写真は広報紙の表紙には使うな! よほど実力がない限り、そして写ってるのが富士山くらいじゃないと「ふーん」で終わってしまう。と教えられていました(だれに?)

でも、広報かいの表紙は、いつも「おっ」と思ってしまいます。さすが、テレビドラマ「ウォーターボーイズ」に白レンズ持って、出演されたお方だけはあると。

11月号のススキ、12月号の紅葉、1月号の狛犬さん。いいなあ。(推薦:関係者)

 

静岡県袋井市 表紙

袋井市の表紙写真も好きでした。表紙デザインは旧袋井市時代のほうが好きでしたけど。(推薦:関係者)

「広報ふくろい」

岩手県藤沢町 2005年12月号

「まちの総合情報誌ふじさわ」 2005年12月号 在宅介護 (PDF:1.35MB)

「ナンバーワンより、オンリーワン」その言葉に背中を押された担当者は、私だけではないはずです。昨年、広報の仕事から離れた一人です。そして、ここ、ラウンジでも、レコメンドでも大変話題になっております「まちの総合情報誌ふじさわ」(岩手県藤沢町)に、大変感銘を受けた(受けている)一人でもあります。さて、ある情報によると、藤沢町では多数の方に感動を与えた12月号がまだ在庫として存在しているそうです。ぜひ、本物の「まちの総合情報誌ふじさわ」を手にしてみたいと思う方は、直接、連絡をしてみてください。「さすがに、いきなり本人に連絡はできないよ~」と思う方は、気軽に私に返信してください。(推薦文:広島分校長)

「総合情報誌ふじさわ」に関してはもう見事としか言いようがない。とにかく素晴らしい!担当者の熱意とそのテーマに対する深い洞察力、さらに「問題解決能力」がないと、できないレベルだと思う。

12月号だけでなく、2005年に関しては6月号11月も素晴らしかったそして一番の圧巻は2004年12月号の防災特集だろう。「一人の力でここまでできるものなのか」と驚嘆し、また住民の生命・財産を守りたいという担当者の執念とも言える編集に息を飲んだ。とにかく、全国の広報編集のお手本になる秀作を毎月送り出している岩手県藤沢町は「スゴイ!」と思う。(推薦文:広報いとう担当・記者S)

ドキュメンタリー作家の森達也さんが、「ドキュメンタリーに公平なんかありえない。何らかの視点が必ず介在するからこそ、人々をひきつける」というようなことを言っておりましたが、同じようなことが広報紙にも言えるのかなあ、と思います。岩手県藤沢町の広報は本当にすばらしいですね。わたくし、足元にも及びません。ちょっと、びびっております。(推薦文:広報ここのえ関係者)

介護をする人、される人に密着した取材をしている。取材を通して、介護は本来つらいものであるということから、目をそらさず、骨子が組み立てられている。骨子がとにかく骨太!!ですね~。住民が知りたい情報、費用負担についても丁寧。レイアウトがシンプルな分、伝えたいことが明確。介護特集をこれから組む他の広報マンにとって参考となる面が多いと思う。何よりすごいと思うのは、毎月、特集が充実しているということですが・・・。(推薦文:キン)

介護に携わる町民を徹底的に取材。一般的な介護保険の制度説明だけでなく、サービスを受けるための金額や介護をする人の負担のケアにまで踏み込んだ かゆいところに手が届く内容になっています。 介護保険の先進地藤沢町と広報担当者の努力が生んだすばらしい特集です。ぜひ全国の広報関係者に見ていただきたいと思います。(推薦文: 弟子6号)

『在宅介護』と題し、「真の介護とは。今後の介護支援のあり方」を問いかける大特集。介護保険については、あまたの自治体が取り上げているが、そのほとんどが表面的な扱いの特集ばかり。その中にあって、これだけ多角的な視点から、細かくしかもていねいにまとめ上げられた広報誌は見たことがない。何よりもすばらしいのは、行政からだけではなく、介護を受ける側、介護を支えている側、サービスを提供する側など、数多くの住民が登場し、それぞれの取り組みや声を紹介しながら、いっしょになって今後の介護支援のあり方を考えている点。住民主役、住民と行政が協働でまちづくりを実践している藤沢町の姿勢が広報にもしっかり反映されている。限られた少ない予算の中、毎月クオリティの高い、内容の濃い特集を組んでいる「まちの総合情報誌ふじさわ」。その中でも一番の出来ではないだろうか。(推薦文:稲庭うどん@官)

この2005年12月号は、在宅介護特集という一点でも素晴らしいのだが、これまでの「広報ふじさわ」が歩んできた経緯が凝縮されているように思える。全国の自治体が持つ広報紙のスタンスは様々。お知らせ媒体としての価値しか求めていない場合もあるだろうし、協働や住民参画を促す価値を広報紙もたせるべきという考えの場合もあると思う。「広報ふじさわ」では、ここ数年、後者の道を着実に歩んできている。そのために「住民が読みたい」と思えるだけの努力を毎号で惜しむことなく続けている。その積み重ねがあってこその今回の2005年12月号ではないだろうか。取り上げた素材は介護保険の制度改正。重く難しい「う~ん」と唸ってしまう素材だ。だが、「広報ふじさわ」では「地域課題としての訴え」にまで醸成させている。「よくぞここまで」と思ってしまった。地方では多くの自治体が合併という選択肢を選んだ。これまでの“価値観”の中から“新たな価値観”を見いださなくてはならない。そのためには、住民と行政が手を携えともに考えるということは、さらに必要だ。そういう意味でも、この号は、地方で広報担当者になったばかりという全国の仲間たちには、ぜひ見てもらいたい。さらに、ここに至るまでの「広報ふじさわ」も、ぜひ見て何かを感じ取って欲しい。プロの自治体行政マンであり、自分の自治体が好きなのであれば・・・(資料的価値大なり)。(推薦文:オレンジ隊長)

(推薦:関係者、オレンジ隊長、キン、弟子6号、稲庭うどん@官、広報いとう担当・記者S、広報ここのえ関係者、広島分校長)

「まちの総合情報誌ふじさわ」 2005年12月号 在宅介護 (PDF:1.35MB)

 

秋田県湯沢市 2005年10月15日号

(推薦:関係者)

「広報ゆざわ」 2005年10月15日号 「老い」と向き合う

 

福岡県赤池町 2005年12月1日号 特集 

(推薦:関係者)

 

長野県真田町 2005年11月号

(推薦:第11回北陸広報サミットin立山)

 

富山県立山町 2005年9月号

(推薦:第11回北陸広報サミットin立山)

「広報たてやま」 2005年9月号

 

石川県珠洲市 2005年5月号

 表紙(PDF)見開き2・3ページ(PDF)4・5ページ(PDF)6・7ページ(PDF)

広報担当になったころから参考にしている珠洲市。とにかくやさしいデザインで、広報の基本である「お知らせページ」をすんなり読ませる広報日本一だと勝手に思ってます。また、レコメンドする5月号からは、財政難のためそれまでの「表紙・裏表紙カラー、中2色」から「全ページモノクロ」にチェンジ。見開きでそのいきさつが丁寧に説明され、厳しい財政事情を「広報誌で広報」する、まさに体を張って果たした説明責任。読者にしてみればこれ以上説得力のある説明はないのではないかと思います。さらに、モノクロになった号の特集が、たしか廃線になった路線の記録だったと思うのですが(北陸サミットで欲しいという人にあげてしまったので記憶があいまいです)、過去を思い出させるテーマでモノクロにすんなりと入っていける特集をもってくるところがニクすぎます!(推薦:もはやこれまで!)

 

広島県東広島市 2005年6月号

(推薦:第11回北陸広報サミットin立山)

広報「東広島」 2005年6月号

 

千葉県芝山町 2005年2月号

(推薦:第11回北陸広報サミットin立山)

 

愛知県碧南市

発行回数が月に3回。(年間36回)

取材・編集などに大変なご苦労があるのではと、広報担当者として、頭が下がる思い。(推薦:モリコロ)

「広報へきなん」

 

愛知県日進市

「我が町にっしん人」ではCATV、「Today's にっしん」のコーナーでは、ホームページの日替わりで掲載しているニュースの中から広報紙に「ダイジェスト」としてピックアップと、メディアミックスが行われている。今後、広報紙が、CATVの番組ガイドや、Webサイトの手引書のような役割を持って行くのではとの考えさせられる。その先には「紙」と「電子」の異なる媒体間の一つの方向が垣間見られる。また「Today's にっしん」では、取材職員の「署名記事」となっていることも特出。(推薦:モリコロ)

 

広島県東広島市

毎月、特集が充実。そしてレイアウトは洗練されていてカッコイイ。写真はアンダーの使い方がうまく、ちょっと広報紙離れした感じで、一番私が感心しているのは特集の構成の論理性が高いこと。限られたページの中でよく要点をまとめている。(推薦:広報いとう担当・記者S)

「広報東広島」

 

群馬県邑楽町

レイアウトはすっきりしていて読みやすい。また、町民のページではいろいろな町民の思いが載っていて、結構おもしろい。町民が広報紙を読む割合はかなり高いのではないだろうか。そして何より、市民特派員による「市民レポート」が目を惹きつける。行政に対する意見(時に強烈な批判もある)をきっちり広報紙の中で展開しているところは存外少ないのではないか。忙しい時でも思わず読み込んでしまう魅力がある。(推薦:広報いとう担当・記者S)

「広報おうら」

 

岩手県普代村 2005年7月号

広告を掲載しているのですが、自治体の広報の広告じゃないみたいで、にんまりしてしまいました。(推薦:関係者)

「広報ふだい」 No.518

 

東京都青ヶ島村

東京都青ヶ島村の広報紙を見たとき、広報紙の原点を感じました。人口190人の村で発行されている広報紙。そんなとこから広報することの意味を、もう一度考えていきたいと思います。(推薦:関係者)

 

石川県能美市 2005年2月号

「能美市」さんの広報は特に表紙が洗練されていておもしろいなと思いました。創刊号では確かニューヨークヤンキースの松井選手がアップとなっており(顔の全面アップ)、これが表紙であるがため一瞬スポーツ雑誌が届いたのかと思ったほどです。(推薦:広報いとう担当・記者S)

「広報能美」

 

福岡県福津市 2005年1月24日号

創刊号で「すばらしい、これは参考にしたい」と思ったのは、「福岡県福津市」です。特集福津市ものがたりと銘打ち、合併前の旧町の歴史や、由来などを分かりやすく紹介してます。(推薦:ございます)

「広報ふくつ」

 

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