神奈川県公式チャンネル「かなチャンTV」で、「誰も見たことないパラパラ漫画」と話題の作家、本多修さんとコラボレーションした「パラデル漫画シリーズ」で県の政策を紹介。漫画とリアルが交錯する不思議な映像に、「感動的!」「どうしたらこうした素敵な動画がつくれるのか?」などの反響が寄せられている。
パラデル漫画は、パラパラ漫画と実写を組み合わせたもので、パラパラ漫画の絵や写真が飛び出すことからこう呼ばれている。作品を手掛け、動画にも声で出演する本多さんは、小田原市出身で、吉本興業に所属する芸人(コンビ名:魂の巾着)。
「かなチャンTV」では2017年12月、オリジナルコンテンツ「かなかなかぞく」の中で、パラデル漫画を取り入れた「世界初!? 飛び出すパラパラ漫画で交通安全 【神奈川県×よしもと】かなかなかぞく26話自転車の交通安全編」を公開。マナーの悪い自転車ライダーと戦うという設定で、自転車による危険運転の防止を訴えた。紙に描かれた人物や自転車などの絵が飛び出したり、リアルの映像と絡み合ったりする不思議な映像が話題となり、再生回数は2万回を超えた。
これを受け、「かなチャンTV」では今年7月から「パラデル漫画シリーズ」を開始。現在、子育て支援やSNSによる被害防止などをテーマに3本を公開中。動画は各1分~2分で、ユニークな漫画の動きで、県の政策をおもしろく、分かりやすく伝えている。
「かなチャンTV」は2016年開設。県のさまざまな魅力、県民の関心の高いテーマを番組にまとめ、平日は毎日配信。動画の企画からシナリオ作成、撮影、編集、配信まで、職員が自ら手作りで制作。番組には若手職員がアナウンサー役で登場する。「かなかなかぞく」は県の施策を分かりやすく紹介し、楽しみながら知ってもらうことを目的とした、オリジナルキャラクターによるアニメコンテンツ。