「悠々健康ウオーキングのまち」を宣言する広島県坂町は、社会問題になっている「歩きスマホの危険性」を訴えようと、町民参加で制作した動画「アタック・オブ・スマートフォン(スマートフォンの攻撃)」を公開。自治体PR動画としては異色の「公共メッセージ動画」だ。
動画では、さまざまな「歩きスマホ」シーンを再現。ホームから線路へ落ちたり、走行中の車や電柱にぶつかったり、赤信号に気づかず横断歩道を渡ろうとして通行するバイクに驚いたり…。車道に出たのに気づかず、急停車する車に驚いて倒れ込む男性のシーンは、車載カメラからの映像で迫力がある。危険な撮影はスタントによるものだが、各シーンの通行人やエキストラのほか、動画後半の人文字シーンでは小学生を中心に170人が参加するなど、町民一丸となって歩きスマホの危険性を訴える。