東京23区一の緑比率を誇る練馬区。都心に近い利便性に加え、農地や樹林、公園などの多彩な緑に包まれた暮らしを楽しむことができることから、「住みよい」「住み続けたい」まちとして区民の満足度も高く、71万人の人口は、ファミリー層を中心に現在も増え続けています。この緑あふれる区のさまざまな魅力を、区民だけでなく全国にも発信していくため、練馬区では、2015年3月19日から「Yori Dori Midori 練馬」プロジェクトをスタートしました。
このプロジェクトは、区民や練馬区を訪れた人々に、植物や場所、人、乗り物など練馬区のさまざまな「みどり」を写真で投稿してもらい、集まった色とりどりの緑の写真から練馬区だけの新しい色、「ねりまグリーン(仮)」を創り出そうというもの。自治体と区民が一緒に地元のカラーを創り上げるという日本初の広報プロジェクトです。
このプロジェクトを盛り上げるため、区では、練馬区名誉区民である野村万作さん(狂言師・人間国宝)、練馬区在住の日テレ・ベレーザの荒川惠理子選手も出演するCMを制作。You Tubeの練馬チャンネルで配信したところ、開始から10日間で再生回数が10万回を突破するなど、好評を博しています。
募集開始から4月2日までの2週間で、投稿された練馬区の緑の写真は312点(インスタグラムでの投稿234点、メール・持参での応募81点)に上ります。写真の募集は5月31日まで行われ、投稿された写真は「Yori Dori Midori 練馬」プロジェクトサイトに順次掲載し、だれもが閲覧できるようにしています。
プロジェクトでは、個々に集まった色とりどりの写真を使ってモザイクアートを制作したり、写真展を実施したりするほか、練馬区の独立記念日である8月1日に、「ねりまグリーン(仮)」を使って練馬区のさまざまなスポットを紹介していく区民参加型のテレビCMを制作し、放映していく予定。そのほか、さまざまなイベントや区のプロモーションに「ねりまグリーン(仮)」を活用していく予定です。