シティプロモーションに取り組む自治体が全国から一堂に会し、先進事例や課題を共有する「全国シティプロモーションサミット」。2014年度のサミットを主催する神奈川県相模原市からプログラムが発表されました。
シティプロモーションサミットは、昨年初めて兵庫県尼崎市で開催されました(主催:尼崎市/後援:総務省、観光庁等)。2014年度は会場を東日本に移し、2014年10月31日と11月1日の2日間、相模原市で行われます。「つなぎ、つくり、つたえる、街の未来」をテーマに、講演や事例発表、教養セミナーや首長会議(パネルディスカッション)など多彩なプログラムが用意されています。
2013年サミットの総括で挙げられたのが、官民連携を含めた、行政、住民が一体となったプロモーション推進の必要性です。また、そこから生まれる"シビックプライド"こそが、その推進の大きな原動力となることも参加自治体が共有するものとなりました。
今回のサミットではそれらを受けて、"連携"や自治体内に数ある資源の"編集"を通した魅力の創造、さらにそれらの情報を"発信"する手法を『つなぎ、つくり、つたえる、街の未来』としてテーマに掲げています。
基調講演を行う東海大学の河井孝仁教授がシティプロモーションを"マーケティング"として捉えているように、全国の自治体からは、事業をいかにターゲットの行動に結びつけるかが課題となっているという声を聞きます。また、同じく、その事業についても、昨年のサミットが『1000のまちに1000の魅力がある』とまとめているように、各自治体が持つコアバリューはさまざまです。
今年のサミットでは、『戦略立案』や『居住促進』『地域の活性化』などテーマごとの事業紹介や、参加者同士がよりコミュニケーションを深められるような分科会なども加えて開催します。
テーマ:「つなぎ、つくり、つたえる、街の未来」
会場:小田急ホテルセンチュリー相模大野 ほか
開催日:2014年10月31日(金曜日)~11月1日(土曜日)
主催:相模原市
後援:総務省 観光庁
(1)プロから学ぶ教養セミナー
プロに学ぶ、メディアが取り上げたくなる仕掛けや発想法
(2)基調講演
「シティプロモーションの最新事情」
東海大学 文学部 広報メディア学科 河井孝仁教授
(3)首長会議/パネルディスカッション
「シビックプライドを築く」をテーマに首長、有識者がディスカッション
(4)全国自治体事例紹介
居住促進やビジネス誘致など全国の成功事例を紹介
(5)分科会
テーマごとに先進自治体事例を紹介
※そのほか、自治体や事業者のパネル・ツール展示、情報交換会などを予定
プログラムの詳細や参加申し込み方法は下記ウェブサイトを参照