地理や地名、地図などに関する調査研究・情報提供を行う財団法人国土地理協会では、全国の市町村名を掲載した日本全図『一目でわかる平成の大合併』2010年4月版を発行し、希望者に無償で配布しています。いわゆる「平成の大合併」が3月末で一区切りを迎えたことから、これまで4回更新されてきた同地図も、今回で最終版となります。
地図はB1判カラー。2010年4月1日現在での全国の市町村名を掲載しています。そのうち、1999年4月以降のいわゆる「平成の大合併」で誕生した市町村を、その範囲とともに自治体名を赤色で表示、合併前の旧市町村名を紺色で表示しているので、合併前・合併後の変遷が1枚の日本地図で把握できるようになっています。
1999年3月31日で3232あった市町村も、2010年3月31日で1727市町村に再編されました。地図の付録「都道府県別合併情報一覧」(B5判16ページ)では、都道府県別に、合併の実施日や人口などが表形式で掲載されており、地図とあわせて見ると、合併の様子がさらに理解できます。
同協会では、地図を希望者に配布しています。詳しくは、「(財)国土地理協会『一目でわかる平成の大合併』地図2010年4月版について」のページをご覧ください。