全国公民館連合会では「第2回全国公民館報コンクール」を開催し、2月2日に審査結果を公表しました。最優秀賞には、長野県飯綱町公民館が発行する『公民館報いいづな』が選ばれました。『公民館報いいづな』は、第1回(2007年実施)に続き、連続で最優秀賞を受賞しました。そのほか、優秀賞2点、特別賞1点、優良賞3点が選出されました。
全国には約17,000の公民館があり、うち約8,700の公民館で地域住民向けの広報紙が発行されています。公民館にとって自らの取り組みや事業を積極的に広報することが求められていることから、コンクールは、主力の広報メディアである公民館報について企画や表現などに優れた作品を選出し公表することで、公民館全体の広報活動の向上につなげていくのがねらいです。
コンクールに応募する公民館は、公民館報3号分と、発行回数や年間経費、製作方法(印刷会社に原稿を渡して製作、公民館にある印刷機で製作など)、主な記事の企画意図などを明記した書類を連合会に提出。有識者による審査会を経て入賞作品が決定されます。
『公民館報いいづな』は年6回発行で、町民で組織された公民館報編集委員会(委員8人)が編集を担当しています。審査会では、特集のテーマ選定や構成力、説得力のある文章力、効果的な写真の使い方などが優れている点として挙げられ、他紙と比較しても総合的に評価が高かったことから最優秀賞となりました(入賞作品の講評は、全国公民館連合会ウェブサイトで紹介されています)。
【最優秀賞】
【優秀賞】
『ふじみ町公民館報』富士見町公民館(長野県富士見町)
【特別賞】
『米原公民館だより』米原公民館(滋賀県米原市)
【優良賞】
『館報せいわ』清和公民館(千葉県君津市)
『館報ゆす』遊子公民館(愛媛県宇和島市)