千葉県柏市のJR柏駅前にある「かしわインフォメーションセンター」で、登録した市民が特製名刺を使って柏市をPRする「かしわハート大使」プロジェクトが始まっています。
ハート大使には、柏市民でなくても、柏好きであればだれでもなれます。行政側からお願いして就任してもらう「親善大使」とは違って、あくまでも、柏を自慢したい、PRしたいという自主性を持った人がなるのがポイントです。センターに置いてある登録申請書に柏自慢のメッセージを添えて入会金1,000円を支払うと、ハート大使の特製名刺50枚がもらえます。
同センターを運営するNPO法人柏市インフォメーション協会の藤田とし子事務局長は、ハート大使の目的を「市民の気持ちを“見える化”していろいろな人に届けること」と言います。「名刺をきっかけに、自分のまちをさりげなく自慢したり紹介したりすると、自己紹介の場面でも話が弾んで、きっとその人の評価も上がると思います。柏に住んでいる人たちが自分のまちを見直すきっかけになればいいですね」。
2007年11月のスタート時には約40人がハート大使に登録。新聞などでも取り上げられたことから、全国各地から問い合わせがきているそうです。
(関連サイト)
かしわインフォメーションセンター