
広報ライブラリー
『まず、ちゃんと聴く。コミュニケーションの質が変わる「聴く」と「伝える」の黄金比』
公開日 : 2025年1月21日
- 著者:櫻井将
- 出版:日本能率協会マネジメントセンター
- 発刊:2023年10月
- 価格:1,870円(税込み)
「聴く」と「伝える」のあり方を改めて考える
自治体広報とも関わりが深い「聴く」。著者は、ビジネスや幼児教育の現場にいる中で「聴くこと」の価値と可能性を強く感じ、心理学やコーチング、カウンセリングなどのコミュニケーションを本格的に学ぶ。現在は、企業の管理職など働く人たちを対象に、「『聴く』とはどういうことか」をテーマに研修を行う。
そうした研修の場で参加者から、上司や部下、家族など、意見や考え方の違う相手との対話で、「相手の話をちゃんと聴くにはどうすればよいか」といった質問をよく受けるという。本書は、「聴くことが大切だとは分かっている」「聴いているつもりだけど、ちゃんと聴けているのか」と悩む人や、「表現手段の一つとして聴くを取り入れたい」などと考えている人に向けてアドバイスする。
「まず、ちゃんと聴く。」「伝えるを分解する」「『聴く』と『伝える』の黄金比」など全6章構成。
このうち、第1章「まず、ちゃんと聴く。」では、本書のタイトルにもある「まず」「ちゃんと」「聴く」について、なぜ「まず」なのか、「ちゃんと」とはどういう意味なのか、「聴く」とはどのような行為なのかについて解説。「聞く」と「聴く」の違いについて、「相手の話に意識的に耳を傾けること」という「聴く」の一般的な定義ではなく、「自分の解釈が入るか、入らないか」で分ける著者独自の定義を紹介。その上で「聴く」ことのメリットを挙げていく。
第3章「伝えるを分解する」では、「聴く」の先にある「伝える」について、「聴く」と「伝える」の両立など、新しい切り口での伝え方を提案する。
- 『月刊広報』2024年3月号紹介