1:神よ、わたしにもっと「ユーモア」を オレンジ隊長 07/29 23:01 「どたどたと」「じたばた」とカメラと取材ノートを持って駆けずり回った幾年月。離れてしまっても、世の中の価値観が一変するような出来事に涙して無力感を感じても、ラウンジの背景色がオレンジ色に変わっても「心」はいつしか、このラウンジへ。 みんなどうしているかな。 新しい広報担当者たちにも熱い魂と繋がりは続いているんだな。 「はっ!、なぜ!いつのまに日本広報協会のラウンジに来てしまっているんだろう」。 「Fくん、お前は、なぜ昔と同じように私の向かいに座って仕事をしているんだ。え〜い、口うるさい。これではあのころと一緒じゃないか。お互い齢を重ねた分、さらにたちが悪いわ」 山を越え雲を飛び越え旅した日々。 行けなくとも心だけをこのラウンジに飛ばした日々。 俺は今ひとりよがっているんだ。こんなに時代が変わってしまったからこそ。笑いが必要なんだ。何も何もできなかったからこそ、せめて、せめて笑いだけでも届けるんだ。 「・・・・・・え〜い、Fくんうるさいわっ、そんなことはわかっとるわ。馬鹿にするなっ!あっ、お前今、鼻で笑ったな」 オレンジ劇場「富士の山の向こうにFの影」 副題 〜山は課題と書類の山にて候〜 |