1:時の動き、時の働き。 MOANA 03/28 23:31 まちの3分の1を焼失した大火の復興に当たり、 江戸の様式を採用したことから蔵造りの町並みができました。 このとき、まちの先人は最初に「時の鐘」を再建しています。 江戸時代から時を告げてきた鐘は、まちの生活そのものであり 大火によって止められた「時」を動かす役割を果たしたのです。 東北地方太平洋沖地震は想像をはるかに超える被害を及ぼし、 被災地の「時」を止めてしまいました。 生活、被災地の復興には多くの人の努力と時間が必要です。 その「時」を刻むものは支え、励まし合う人の鼓動、心の響き。 自分のできることを行う、力を合わせて頑張る、 それが未来への希望につながることを信じています。 恐怖、悲嘆、喪失、不安、疲弊を乗り越えて復興に向け 新しい「時」が動き、働き始めることを心から祈っています。 昨年の春、広報に復帰したのも束の間のこと。 4月から総合保健センター(成人健診課)に異動します。 できれば3年、せめて2年の時間が欲しかったのですが これからやらなければならないことを思うと残念でなりません。 時が止まったのか、流れたのかわからない、jiggle状態。 離れていても、できる限り、広報人の機会を訪ねたいと考えています。 やらなければならないことに気付かなくては 心が見えない、最悪の広報から脱出するのは難しいでしょう。 良くなるときも悪くなるときも、変化は「時」とともにあります。 これからもよろしくお願いします。 |