1:左様なら FUKUCHI 03/31 22:23 今日を限りに、広報担当を卒業します。 いま、段ボールにすべて荷物を入れ終えました。 何の悔いもないはずなのに、今頃になって歩んできた日々に思いを馳せています。 荷物を片付ける度に、いろんなシーンが頭の中を駆けめぐりました。 いずれ訪れる日と分かってはいましたが 、 「万感」という心境でしょうか。 なぜか涙があふれてきます。 今まで出会ってきたみなさん 「広報あかいけ」「広報FUKUCHI」を見ていただいたみなさん 本当にありがとうございました。 一人ひとりに直接お会いして言いたいのですが、 せめてこの場をお借りしてお礼が言いたくて、 このような書き込みをすること、お許しください。 私の亡き師、千葉県多古町の林昌憲が 最後の壇上、甲信ジャンボリーの席で言いました 広報の財産は「出逢い」と「仲間」だと。 そのことを改めて痛感しています。 命を削った師にはおよびませんが、 自分なりに、師に恥ずかしくないくらいに、身を削ることはできたと思い込んでいます。 広報の原動力は愛だと、自分を突き動かしてきたのは愛なのだと。 今更になって振り返っています。 広報MVPが叶うのであれば最後に言わせてください。 我が兄、畠山浩。 広報Fujisawaを生み出す?1の編集者であり、 人として、男として、最も敬愛する広報マンです。 兄がいなければ、決してここまで歩むことはできませんでした。 私の心の支えであり、これから先もトップランナーとして走り続ける唯一無二の存在です。 彼の苦しみや悲しみを私は痛いほど分かってきたつもりですし、彼もまたそうでした。 広報MVPには是非とも我が兄、畠山浩を。 心打つ紙面は作り手の感動と気づきに比例します。 広報は組織が作るものですが、実際には編集者の思いが込められ、昇華するものです。 作り手の人間力と紙面に注ぎ込まれた想いが反映するものだと確信しています。 挑み続ける編集者に妥協という文字はなく、 また、努力する編集者を広報の神様は裏切りません。 つまりは「人」なのですから。 最後の最後になりましたが、皆様にお願いいたします。 これからの「広報FUKUCHI」をあたたかくお見守りください。 特に、表しようのない苦しい立場で編集することになる 私の意を継ぐ「ひよ子」に優しいまなざしとご指導ご鞭撻を願います。 今春広報を去るみなさんとともに、 今後自治体広報を手がけるすべての編集者のご活躍と、 今もなお愛してやまない、この広報界の発展を心から祈念しています。 ありがとう広報、ありがとうみなさん! 左様なら。 |