1:偉そうなこと書いてスミマセン ひよ子 04/23 01:18 こんばんは。 元広報ふくち担当のひよしといいます。 今、どれだけの人がここを見ているか分かりませんが、何かのきっかけになればと思い、少し想いを書かせてもらいます。 偉そうな文章を不快に感じるかたがいたら、申し訳ありません。 ----- 協会が発行する「月刊広報」の「インデックス」のページ。 同じ時期に広報担当となった人たちが、どんなネタでどんな紙面を組んでいるのか… 新しい発見を求めて、いつも楽しみにしていました。 ただ、その中に見覚えのあるレイアウトを見かけることもしばしば。 レイアウトについては、どの自治体もいろんなものを参考にしていると思うので、似たものがあっても 当然だと思うのですが、ヒドイ時は、レイアウトや写真のアングルのみならず、リード文から文章、 キャプションに至るまで、過去の広報ふくちと全く同じ(固有名詞以外全て同じ)ものが載っていた時もありました。 不思議に思ってその自治体の過去の広報を調べると、約2年間ほどそうして「特集」を組み続け、 都道府県コンクールで評価を得て、新聞取材まで受けていました。 一番許せなかったのは、住民へのインタビュー記事まで全く同じだったこと。 この怒りは、日ごろ自分のまちの住民と真剣に向き合い、取材・インタビューしている担当者であれば、当然分かってもらえると思います。 他の自治体の広報紙がインターネットで簡単に閲覧できるようになった今、 こういったことは、残念ながら今後も起こり得ることだと思います。 ただ、そういった「間違い」を「間違い」だと本人や周囲に認識してもらうためには、 できる限りそういったものではなく、評価すべきものを評価しなければいけないと思います。 協会のみなさんが、送られてくる広報紙すべてを記憶しておくというのは無理かもしれません。 でも、わたしが広報から異動した後のこの1年間で、(記憶があやふやですが)3回ほど 「ふくちを真似た紙面が載っていた」という連絡を、他の自治体の担当者から受けました。 みなさん勉強熱心です。より高みを目指して努力している担当者にとって、 お手本となる、納得のいくものが選ばれるインデックスであって欲しいと願います。 現に「広報ふくち」と同じものが、よその都道府県コンクールで選ばれていますが、コンクールについても同様です。 コンクールがすべてではないけど、やはり外部評価を得ることで、住民の信頼にもつながったり、 担当者自身のモチベーションアップにもなるので、OBだからこそ言えることかもしれませんが、 「誰もが納得する、目指したいもの」が評価されるコンクールをぜひ続けてください。 (できれば普段の号なども参考にして、担当者の広報に対する姿勢を感じて欲しい…というのが本音です) 「自分も出してみよう」「ぜひ選ばれたい」…そう思われ続ける価値あるコンクールであり続けてほしいと願っています。 ----- 以前は、この広報協会のラウンジまでも見ているという一般住民のかたもいました。 自分のまち(広報)がどのような評価をされているのか、関心を寄せている住民は意外といるんです。 書き方が下手で、上から目線な文章になってしまいすみませんでした。 2:Re: 偉そうなこと書いてスミマセン 宮若LIFE 04/26 18:41 宮若市の広報担当をしています林と申します。 日吉さんが意を決して書いた内容に怒りを感じたと同時に、悲しさも込み上げてきました。 広報作りは苦しいです。いまさらではありますが、締切が迫ってくれば時が止まってくれればと、考えたことは皆さんも一度はあるのではないでしょうか。 そうやって苦しみながら生み出した作品。転載のためだけに印刷費や人件費など、まちの大きな予算を使ってまでやることかどうか、その答えは簡単なことではないでしょうか。 真似をする時期は誰もがあると思います。そうやって積み重ねてきたなかで、自分の「色」が出てくるのではないでしょうか。 住民も一時的にはついてきてくれるかもしれませんが、その事実がわかったときどうでしょうか。協働のまちづくりを進めていくパートナーとして行政を信頼してくれるでしょうか。 広報は作り手である私たちが考える以上に、とても大きな力をもっています。 コンクールなどを通してより広報の価値を高め、情報発信に力をつけてくれることもあります。 行政マン、ウーマンとして広報を担当できるのはわずかだと考えれば、自分の「色」を輝かせたほうがきっと伝わる広報を生み出すことができると思います。 そうやって情報を読者へ届けることで、シティーセールスへつながったり、まちを動かすことだってできるのです。 私も9年目に突入しました。 通算108号作ってきても足りないことはたくさんあります。担当1年目しかできない勢いのある紙面があり、9年目だからこそできる広報があると思います。 今、切磋琢磨できるコンクールを生かして、いろんな担当と出会い、高め合うことができればと考えています。広報界を躍進させるのも、停滞させるのも現役である私たちが毎月生み出す広報にかかっています。停滞は後退です。 新しいものを生み出していきましょうよ。OB、OGの皆さんもきっとそんな私たちに力を添えてくれますから…。 わかったような書き方をして不快に感じられる方もいらっしゃるとは思います。 申し訳ありませんが、あえて書かせていただきました。 |