1:被災地からの手紙 なつ 07/14 23:16 「広報」から東日本大震災の復興を支援する、Proud!Japan運動に対して、被災地の広報担当者からいただいたメールを一覧で紹介します。 【その1】太平洋沿岸・岩手県のある自治体広報担当者からのメール (5月9日掲載) 「はじめまして。 このたびは、広報とメッセージありがとうございました。 全国の皆さんからの物資、言葉、とてもありがたくて、なんとお礼をしたらいいか分かりません。 復興に向かってがんばること、復興することがきっとお礼になるんでしょうか。 『心の支援』ありがたく頂戴いたします。 体の疲れは休めばとれます。 心が折れそうなときは、全国各地で応援してくれている皆さんを思い出して踏ん張ります。 心が折れなければ、立ち上がれますから。 『日はまた、必ず昇る』 そう信じて。 復興の日まで、温かく見守っていただけるとうれしいです」 (以下省略) 【その2】太平洋沿岸の、宮城県のある自治体広報担当者からメール (6月27日掲載) 「この度は、広報紙を送付していただき、また、『Proud!Japan』運動への取り組み、大変ありがとうございました。 封筒を開け、同封されていたチラシを読んだ後は、涙が止まりませんでした。 『全国各地の広報担当者が見ていてくれている』ということを知り、非常に励みになりました。 この封筒は、まさに最高の救援物資でした。 3月11日から約3日間は庁舎内が停電し、約2週間はインターネットも接続不能。 テレビも見られず情報がまったく入らない状態でした。 防災無線もバッテリーが底をつき広報車のガソリンさえ無い状況下で痛感したことは、日々の生活におけるエネルギーへの依存度とともに『広報紙』の重要性です。 被災された方々に『いかに早く・広く』届けられるか、どの被災地の担当者も悩んでいたことと思います。 我々もほぼ毎日情報を出し続けてきましたが、きちんと伝わってるのか今でも不安です。 改善すべき点も多くあり、いつか落ち着いた時には、各被災地の広報発行状況を調べて、次の有事(考えたくはないですが・・・)に備えたいと思います。 今回の震災は、被災地以外の広報担当者の業務にも少なからず影響を与えていると思います。 全国の広報担当者の皆さんには、体に気をつけて、これからも住民のために素晴らしい広報を作り続けていただきたいと思います。 海外を含む多くの方々から、お見舞いや激励の言葉をいただき、感謝しています。 温かいご支援は今も続いています。 お礼を言うのが大変遅くなり、本当に申し訳ありませんが、 『Proud!Japan』心から感謝いたします。」 (一部省略) 震災から4カ月以上が経過した今、被災地の仲間たちは、復興への長い道のりを一歩ずつ進んでいます。 日本中から、「心の支援」を続けていきましょう。 |