1:極めても止むことのない努力の輝き オレンジ隊長 12/06 19:48 一度、最高峰の評価を受けた担当者、その実力が真に価するものだということを証明し続けることほど難しいものはないと思います。 先日、九州のあるまちから「見上げた深緑の葉の間からさす日差し」のような輝きを持つ1冊が送られてきました。このまちも、わたしが暮らすまちと同じく平成の大合併を経て誕生したまち。だが、自分には残念ながらここまでできませんでした。悔しくもありますが、最高峰の評価を受けた担当者が惜しむことなく渾身の力をこめて作ったものは、やはり素晴らしいものです。あらためて驚かされました。 きっと、この「広報力の大きさ」は、ときに旧自治体枠が地域エゴとして現れてしまう住民意識を融和させ、新自治体の向かう指針の大きな力添えとなっていることと思います。 過去の非情な歴史を振り返り考える「命」 現代に暮らすわたしたちが考えなければならない「命」 押し付けるのでなく読み終わった後、忙しい日常の中で忘れがちな気持ちの片隅にそっと残して欲しい・・・例え薄い一冊でも、百科事典でも持っているような重みを感じました。 培った技術を惜しみなく発揮し周囲を納得させる出来栄え。しかし、こういう一冊を作り上げても良いと言われる環境を創り上げたのは、技術以上に注いだ情熱があったからこそ。ぜひ、担当になって、まだ1年2年といった全国の新任担当者さんに衝撃を受けてもらいたい一冊です。なぜ、こういうものができるのか。きっと、そこから始まります。自分はここまでできなかったのに、偉そうに言ってすみません。 でも、そっとレコメンドしたい「広報FUKUCHI 2007年12月号」です。 |